資格とスイーツと日常のこと

スイーツ好きな40代会社員が働きながら社会保険労務士試験に挑戦。学習記録、資格の勉強法、スイーツ、日常のことを綴ります。

【資格・合格体験記】中小企業診断士試験のストレート(一発)合格体験記~勉強法からテキストまで~

こんにちは!

ご訪問いただき、ありがとうございます(*^^*)

 

私が中小企業診断士試験に合格した時の勉強方法を振り返ります。

私は1年目でストレート(一発)合格をしました。そこで、私の合格体験記、資格試験の勉強法、勉強時間、おすすめのテキストや過去問題集、模擬試験など記載します。

次に掲げる方の参考になりましたら、幸いです。

・中小企業診断士試験に挑戦しようか検討している方

・中小企業診断士試験の勉強中の方

・独学か講座を受講するか、どこの講座が良いか迷っている方

・他の資格試験に挑戦をする方(勉強法が参考になりましたら)

基本は、TACの教材を使用しての独学です。二次試験対策については、結果として添削のみの講座を受講しました(理由は後述)。

目次にある項目ごとに見ていきます。

 

 

1、私の保有資格の紹介

まずは、私の保有している資格を紹介します。下記はすべて独学です。

・中小企業診断士

・宅地建物取引士

・日商簿記1級、日商簿記2級

・システム監査技術者

・上級システムアドミニストレータ

・初級システムアドミニストレータ

・情報セキュリティアドミニストレータ

・ウェブ解析士

・マーケティングビジネス実務検定B級、C級

・ネットマーケティング検定

・第一種衛生管理者    など

現在は、社会保険労務士試験合格を目指しています!

 

2、中小企業診断士試験を受ける事前準備(資格試験全般に通じます)

まずは、事前準備をします。勉強期間が長くなる資格に関しては、漫然と勉強を続けていくと頓挫する可能性があります。私の場合は特にそうなので、事前準備や学習計画を作成することで気持ちを高めていく効果もあります。

5項目上げます。どの資格試験でもどれも大切ですが、特に「①時間の棚卸し」と「②学習計画表の作成」については、長期戦となる試験の場合に行っています。私の場合は、現在挑戦中の社会保険労務士、過去には中小企業診断士や日商簿記1級で行いました。

では、項目ごとに見ていきます。

①時間の棚卸し

働きながら勉強する時間を確保出来るのか、生活を振り返ってみます。

どこに勉強する時間があるのか、無駄な時間は無いかを1日の生活から割り出します。

仕事の日と休みの日では違いますし、仕事の日でも職種によっては外勤日と内勤日でも違うかと思います。それぞれから1日当たりの勉強可能時間を割り出して、1週間の確保可能時間を算出します。

この際には頭で考えるだけでなく、書き出して無理がないかも確認しています。私はエクセルで1日の流れをざっくりと入力して、勉強できそうな時間を足していきます。

今回の社会保険労務士試験の例はこちらです。

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この通りに生活するつもりで作っているわけではありません。機械人間ではないので、不可能です(笑)あくまで勉強時間を算出して、計画作成のために行います。

見ていただいて分かるかと思いますが、試験日までに徐々に勉強時間を増やしていく予定としております。スタート時は緩やかに初めて、直前期はエンジン全開としています。私の場合は短期決戦で詰め込み型なので、なおさらです。

社会人、家族がいる場合で特に留意することは、まとまって机に向かう時間は思うように取れないことです。そのため、自宅で机に向かう時間のほかにも、通勤での電車の時間、外勤職場で移動時間があるならその時間、昼食時など、勉強可能な時間を見つけて足していきます。私の場合は、この際に算出される時間はほぼ最大値になってしまいます。性格上欲張りなので、勉強出来そうだと思う時間を加算してしまいます(笑)そのため、実際の計画に落とし込んで考える際に、余裕を持たせます。この余裕を持っておくことが、勉強が遅れた際に取り戻すことができる遊びの部分になります。

②学習計画表の作成

「時間の棚卸し」をした後は、エクセルにて試験日までの学習計画表を作成します。これによって、試験日という締切に合格水準まで達成できる勉強時間を確保できるかどうかが判断できます。要するに、試験日までに勉強が間に合うかどうかですね。その資格試験を今年受けるのか、来年になるのか、そもそもそこまでして受けるかどうかの判断にもなります。

科目ごとに1週間単位の勉強予定時間を試験日まで作成して、実際に勉強した時間を科目ごとに入力していきます。そうすることで勉強のペースメーカーとなり、モチベーションの維持にも繋がります。

こちらも時間の棚卸しと同様ですが、あくまでざっくりとしたものです。科目ごとの勉強予定時間はやってみないと分かりません。その人の知識等にも左右されますので、あくまで参考値です。全科目の合計時間として何時間確保できるかの目安として大切になります。資格学校で「合格まで1,000時間必要」となっているなら、「300時間の計画」では合格の可能性は低い、「1,000時間の計画」なら合格水準に間に合う可能性が高くなるでしょう。その目安となります。

私の学習計画表の例は、最後に貼付してあります。

③勉強する場所

試験日までに間に合うかどうかの目途が立ったら、「実際にどこで勉強をするか?」を考えます。

自宅の机、カフェ、図書館、資格学校の自習室などがあります。時には、電車の中や昼食時も使用します。

自分の生活スタイルに合わせること、集中しやすい環境を選ぶのが大切です。

④独学か講座受講か?

資格によっては独学が難しいものも多いでしょう。その場合は資格学校を選択することになります。

独学か講座受講か、通学か通信かなどはメリットとデメリットがありますので、それぞれの性格や生活スタイルなどに合わせて検討する必要があります。

資格学校も、以前よりも選択範囲が広がっております。実際に通学するものだけでなく、デジタル化の進展とともにWeb通信が充実してきました。それに合わせてWeb通信専門の資格学校も増えました。

私は慎重派なので検討に時間がかかりますが、時間をかけた分だけ納得して勉強を進めることができる気がしています。

⑤教材(講座)選び

独学か講座受講かを決めたら、次の段階です。

・独学の場合は、どの教材にするか?

こちらはネットで検索したり、本屋さんで実物を見たりです。ネットで評判を検索しますし、やっぱり本屋さんで実物を確認してから購入します。

・講座受講なら、どの資格学校、どの講座にするか?

資格学校を決める際には講座もたくさんありますので、どの講座を選ぶかは大きなポイントになります。通学や通信、同じ資格学校の中にも初学者向けから学習経験者向けなど幅広いです。

独学の場合も講座受講の場合も、毎回すごく悩みます(笑)

思う存分悩んだ方が良いと思います。悩んだ分だけ納得してその教材や講座で勉強するモチベーションになるのではないでしょうか。

最後に主な資格学校のリンクも付けましたの、参考にしてください。

3、中小企業診断士試験はストレート合格を目指すのが近道

中小企業診断士試験には、1次試験、2次試験、口述試験があります。この3つの試験に受かって、晴れて合格となります。合格後にはまた登録制度がありますが、試験合格してからの話になります。

まずは、1次試験に合格して2次試験を受ける権利を獲得する必要があります。この1次試験には科目合格制度があります。1次試験は7科目あり、科目ごとの足切りに引っ掛からずに総合点で合格をしなければなりません。ただし、総合点で合格しなくても、科目ごとに合格点に達していれば、その科目は科目合格として3年間パスすることができます。つまり、科目合格したら翌年、翌々年は受けなくても良いのです。そのため、例えば2年計画で7科目合格を目指す戦略もありますが、私はおススメしません。

理由は2つあります。

理由①パスできなかった科目は苦手科目の可能性があります

 パスした科目を翌年受けないとすると、2年目は「パスしなかった科目=苦手科目かもしれない科目」だけで合格点を目指すことになります。7科目の総合得点であれば、得意科目で点数を伸ばせれば苦手科目をカバーできます。

理由②2次試験で使う科目もあります。

 1年目でパスした科目も、科目によっては(例えば財務会計)2次試験で使用するため、翌年も勉強することに変わりはありません。

これらのことから、これから中小企業診断士試験を受ける方は、1年目でのストレート合格を目指す戦略が最適です。もちろん、すでに科目合格をされている方は、2次試験を見据えながら、1次試験の勉強を進めればOKです。

 

4、中小企業診断士試験対策に使用したテキスト

TACスピードテキスト、通称「スピテキ」です。

最新版はこちらです。

 

5、1次試験対策に使用した問題集

TACスピード問題集です。

最新版はこちらです。

1次試験に使用した過去問題集は、TAC第1次試験過去問題集です。

最新版はこちらです。

過去問は繰り返し解きました。

どの資格試験も同じかと思いますが、過去問を繰り返し解くことは合格への最短ルートです。

過去問を変形した問題って多いですよね?

試験範囲が決まっている、その中でも重要論点はそうそう変わらない、ってことを考慮すると、過去問は本試験対策の宝物でしょう。

ただ、過去問の中でも、超難問や重箱のすみをつつく問題もあります。このような問題は正解しなくても大丈夫なので、時間をかけずにスルーしましょう。

大切なことは満点を取ることではなくて、合格点を取ることです。

誰もが正解する問題、正答率の高い問題を確実に取ることです。

このような表を作成して、点数を記録していました。これによって、科目ごとのバラつきなど自分の実力を把握することや、その年の問題の難易度と照らし合わせることが出来ます。

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6、2次試験対策に使用した問題集等

1次試験に合格すると、次は2次試験です。1次試験がマーク式に対して、2次試験は記述式になります。試験形式が異なるので、不安を覚える方も多いでしょう。

私個人としては2次試験の方が得意でした。というのも、1次試験対策で得た基礎知識を基に、問題文を読み解いて記述すれば、よほど見当違いなことを書かなければ点数がもらえそうだなって感じていました。そのため、1次試験は問題文を読んで知識がない部分はヤマ勘になりますが、2次試験は一所懸命に考えて何かを書けば部分点につながるだろうと。もちろん、キーワードは盛り込みます!

1次試験と同じく2次試験でも大切なことは、満点ではなく合格点を取ることです。

記述式は、こだわりだしたらキリがありません。

そのために使用したのはこちら。

過去問題集はこちら。

不安な方は添削講座を受けると良いでしょう。

私の場合は、TACの資料通信講座を申込しました。そのセットの中に、2次試験の添削講座が含まれていました。授業はありませんが、添削のみしてもらえました。その内容も、次のように点数などを記録して、自分の実力を把握していました。

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7、模擬試験

模試は大切です。一人で机に向かっている時には得られない貴重な実戦に近い経験になります。

模試とは言え外の試験会場で受けられること、本番に近い雰囲気を感じられること、実際の試験場で試験官の方の合図で時間配分を体感できること、などなどメリットを上げればキリがありません。

私は模試を3つ受けました。

やはり、TACの模試が出題形式、採点ともにしっかりしていました。

というのも、他の模試も受けましたが、ひとつは明らかに難しすぎて受験者平均点がやたらと低かったです。この年だけかもしれませんが、多くの受験生が「?」だったことでしょう。

余談ですが、私の場合はTACの資料通信講座を申込しました。受験情報、テキスト、問題集、過去問題集、模擬試験、二次試験対策などが付いたセットです。講義に関しては、教室、通信ともになく、教材や資料のみの通信講座になります。なぜこちらを選んだかと言うと、受験を検討した際に、受験情報、テキスト、問題集、過去問題集、模擬試験、二次試験対策などをすべて揃えると、それなりの金額となります。二次試験対策を受けられることを含めて計算すると、TACの資料通信講座は大変優れていてお得だなと感じました。当時の私の場合は、割引も使用したのでなおさらです。そのため、書店から重たいテキスト&問題集セットを持ち帰るより、資料通信講座を受講して送ってもらった方が楽ちんだなって考えもありました。

今では、TACの資料通信講座はないようですが、通学講座や通信講座は充実しております。

資料通信講座よりも、通学講座や通信講座の方が合格へは近道でしょう。

講座の詳細はこちらから閲覧できます。資料請求は無料です!

資格の学校TAC

 

8、中小企業診断士試験合格までの学習計画表と勉強時間

作成した学習計画表の書式がこちら。

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そして、1次試験までの勉強時間はこちら。

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予定通りにはいきませんよね( ;∀;)

私は、試験勉強中に2人目の子供も生まれ、直前で転勤もしました。1次試験の会場には、転勤先から新幹線で受験しに行きました。そして、1次試験終了後は引っ越し荷物の片付け、慣れない土地での生活スタート、子供の新しい教育環境、新たな職場でのあいさつ回りや適応など、散々でした(笑)そのため、1次試験終了後から2次試験までの勉強時間を記録する余裕がありませんでした。それ以前に8月から9月前半にかけてはほとんど勉強できず、、、。1次試験の勉強が、2次試験と兼ねた勉強をしていたというのが正しいでしょう。

そういう理由からも、ストレート合格を目指すべきとの実感があります。

 

9、主な資格学校紹介

主な資格学校の紹介です。

私はTACのテキスト・問題集で合格しましたが、他の資格学校の講座などを検討されるのも良いと思います。

どの講座でもやり切れば、合格に近づくでしょう! 大切なことは自分が選択した講座・テキスト・問題集を信じて、繰り返し勉強することです。

下記に主な資格学校を掲載します。私は今勉強している社労士試験に関しては、勉強開始時に複数の資格学校の資料を取り寄せました。読み比べることで、カリキュラムや教材について知識が深まります。また悩んだ分だけ、自分が選んだ教材への思い入れが強くなり、勉強意欲が高まる気がしています。

資料請求は無料です。講座を検討するのもホームページでも出来ます!

まずは資料請求から!もしくは講座閲覧から!

①TAC

私がストレート(一発)合格したテキストと問題集、模試などになります。

資格の学校TAC

②大原

資格学校の大手です。

③LEC

こちらも資格学校の大手です。

LECオンライン(東京リーガルマインド)

④クレアール

受講料割引が工夫されており、合格すると実質的な受講料は安く済みます。また、非常識合格法を提唱しており、非常識と言いますが、オーソドックスなスタイルです!

クレアール

⑤フォーサイト

社会保険労務士試験講座の高い合格実績で知名度上昇中かと思います。中小企業診断士の講座も有ります。テレビCMも時折放映しており、今後の期待度は高いかもです。

中小企業診断士

⑥アガルート

法律系の難関国家資格を得意とする通信講座になります。

アガルートアカデミー

⑦資格スクエア

こちらもオンライン講座になります。

⑧スタディング

玉木宏さんをCMキャラクターに起用しています。その点からも講座に力を入れていそうです。こちらからCM視聴も出来ます!

中小企業診断士試験は正しい勉強をすれば、合格を勝ち取ることが出来ます!

目指される皆さんも、合格する気持ちを強く持って勉強を続けてください。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございます!

私の合格体験記が参考になりましたら、嬉しいです。

他の資格試験の合格体験記も書いていきますので、読者になっていただけると嬉しいです!